昨日、仕事を終えていつものように歩いて自宅に帰ると、

カミさんが「今日ね。ジュニアが保育園で友達と遊んでたら、

何かの拍子に指にトゲが刺さったらしくて、園長先生が抜いてくれたんだって。」

「でも、まだ抜けないのが1つあるらしくて、とっても申し訳なさそうに

何度も謝ってたの。」

「へぇ〜。トゲ刺さったぐらいで大袈裟だな。」

「いや、きっと相当ウルサイ親もいるからだと思うわよ。」

「ふぅ〜ん。」

そんなやりとりをしてふと後ろを振り返ると、

とてつもなくデカイ毛抜きを手に、ジュニアと格闘するカミさんの姿が。





デカっ!


「な、何してんの?」


「いや、トゲ抜こうと思ったけど、毛抜きないから、魚の骨抜きを使ってたの。」


ジュニアは恐怖におののいている。


そりゃ3歳児じゃなくとも怖いわ。


どれどれと、オイラが持っていた小さい毛抜きで抜いてあげた。

オイラのカミさん、意外とこーゆー部分あって、あまり気にしないタイプ。

今日のジュニアにはお父さんが救世主に見えたに違いない。






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